皆さんは何にお金を使うことに喜びを感じるでしょうか?
年一回の海外旅行、給料日に豪華なレストランに行くこと、憧れの自動車を購入すること・・・。
実は、幸福度を高めるお金の使い方について、ハーバード大学が研究結果を発表しています。
本日は、ハーバード大学がリリースした記事「Money spent on others can buy happiness」を参考にしながら解説していきます。
ご紹介遅れましたがどうも、人生を豊かにする方法を日々探求しているビーハピです。
よろしくお願いします!
当ブログは、年間200冊以上の書籍を読み、現役経営コンサルタントとして徹底的に論理的思考力を鍛えた私ビーハピが、ビジネスや人生に生かせる教養をお伝えするブログです。
幸せになれないお金の使い方
この記事では、まず幸せになれないお金の使い方について言及されています。一言で言えば、「モノ」にお金を費やすことです。
例えば、以下のような使い道が該当します。
- 憧れの外車を購入する
- 今よりももっと豪華で広い家に住む
- 最新機種のスマートフォンを手に入れる
- ワンランク上の財布やバッグを購入する
- 限定品の時計に買い替える
これらの使い方が幸福度の観点で好ましくない理由、それは、「手に入れたモノがある生活にすぐになれてしまう」ことです。
最新機種のスマートフォンを購入した当日はすごく気分が上がっても、数週間も経てば以前のスマートフォンと変わらない気持ちでフリックしているのではないでしょうか。
ほしかったものを購入した時の高揚感が長続きしないことは、皆さんも過去に体感していると思いますし、研究でも実証されています。
では、何にお金を使えばよいのでしょうか。
一般的には、モノよりもコト・体験にお金を使うのが良いとされていますが、今回の研究結果は異なります。
この記事では言及しないけど、ビーハピは体験にお金を使うことは人生を豊かにしてくれると思っています!
幸せになれるお金の使い方
幸せになれるお金の使い方、それは、他人のためにお金を使うことです。
632人のアメリカ人男性と女性に年間の収入とその使い道、および自身が感じる幸福度について尋ねた全国調査が行われました。
その結果、他人への支出が多いと報告した人は、幸福度のレベルが高かったのです。
一方で自分自身への支出は幸福度に影響を及ぼしませんでした。
どれだけのお金を得るか・使うかは問題ではない
類似の研究として、16 人の従業員ボーナスをどのように使ったかを追跡した研究があります。
平均約 5,000 ドルのボーナスを受け取る 一か月前に、従業員は幸福度を評価するよう求められました。
ボーナスを受け取った後、彼らは再び幸福度を尋ねられ、お金をどのように使ったかについて回答しました。
その結果、やはりボーナスの多くを他人のために使った人は、自分のために使った人よりも幸福度が高いことがわかりました。さらに、どれだけボーナスを受け取ったかは、人の幸福度に影響を与えなかったのです。
他の研究でも、いくら使うかではなく、自分のために使うか・他人のためにお金を使うか、が重要だとする結果が多く報告されています。
ビーハピが考えたこと・感じたこと
今日この瞬間から、自分以外のためにお金を使うことを始めよう!
「どれだけのお金を得るか・使うかは問題ではなく、他人にお金を使っているかどうかが重要」
これはとても勇気づけられる結果ではないでしょうか。
昔、東日本大震災の時に孫正義さんが被災地に100億円を寄付した、というニュースを見た(あくまで記憶なので、正確な情報ではないかもしれません)ときに、私はこう思いました。
ああ、僕が数千円募金したところでほとんど何の意味もないんだなぁ・・・
しかし、自分を幸せにするという観点では、金額は少なくてもよいのです!
私は社会人になってから毎月給料の1%をNPO団体に募金したり、妻にサプライズでプレゼントを買ったりしています。
その金額は高いときもあればわずか数百円の時もありますが、その金額によらず自分が良いことをしたという感覚や、妻の笑顔が私の心を満たしてくれるのです。
まずはやってみよう!
人のためにお金を使ってみようと思い始めたそこのあなた、もし使い道に悩むようであれば、以下を参考にして、使い道を考えてみてください。
- 両親に旅行や食事をプレゼントする
- 何気ない日にパートナーに花束をあげる
- いつもお世話になっている上司・恩師に誕生日プレゼントを贈る
- 自分の関心の深い社会課題にかかわっている慈善団体に寄付する
- 成長してほしいと願う企業に投資する(リターンを求めず、寄付のつもりで投資することが大事!)
おわりに
いかがしたでしょうか。金額は問わないのですから、思い立ったが吉日、すぐに行動に移しましょう!
そして、ほかの人にお金を使うことを習慣づけていきましょう!
以上ビーハピでした!Be Happy!