【サルでもわかる】学問紹介シリーズ

【サルでもわかる】海洋学入門!神秘の海の世界があなたの扉を叩いている

2024年12月10日

こんにちは!今日は地球の大部分を占める「海」について研究する、とってもワクワクする学問をご紹介します!

実は海の世界には、私たちの想像をはるかに超える不思議がいっぱい詰まっているんです!

さあ、一緒に海洋学の世界への冒険に出発しましょう!

海洋学とは?

海洋学は、地球表面の約71%を占める広大な海について研究する、とても壮大な学問です!

私たちの住む地球は、実は「水の惑星」と呼ばれるほど、海に覆われているということをご存知でしたか?

この広大な海の環境について、科学的な方法を使って研究するのが海洋学なんです。

海洋学では、海水の温度や塩分から海流の動きまで、様々な物理的な性質を研究する「物理海洋学」があります。

また、海水に溶けている物質や化学反応を研究する「化学海洋学」も重要な分野です。

さらに、海に住む生き物たちについて研究する「生物海洋学」もあります。

そして、海底の地形や地質について研究する「地質海洋学」も欠かせない分野なんです。

これらの分野が互いに深く関連しあって、私たちの知る海の姿が明らかになっていくんです!

海洋学は何に役立っているの?

海洋学の知識は、実は私たちの日常生活のあらゆる場面で活躍しているんです!

まず、気候変動の予測と対策について詳しくお話ししましょう。

海は、地球の気候システムにおいて極めて重要な役割を果たしています。

例えば、海水は大気中の二酸化炭素を吸収する能力があり、地球温暖化の進行を緩和する働きをしているんです。

また、海流は地球規模で熱を運び、各地の気候に大きな影響を与えています。

特に、日本近海を流れる「黒潮」は、日本の気候を温暖に保つ重要な要素なんです!

次に、水産資源の管理についてお話しします。

日本は世界有数の水産大国で、私たちの食卓には毎日のように魚介類が並びます。

海洋学の知識は、魚の生態や海洋環境を理解し、持続可能な漁業を実現するために不可欠です。

例えば、マグロの回遊ルートを研究することで、適切な漁獲量を決めることができるんです。

さらに、災害対策における海洋学の重要性についても触れておきましょう。

津波のメカニズムを理解し、より正確な予測を行うことで、多くの命を救うことができます。

2011年の東日本大震災以降、津波の研究はさらに進み、予測技術も大きく向上しているんです。

ズバリ海洋学のここが面白い!

海洋学の魅力は、なんといっても「未知との遭遇」にあります!

深海には、私たちの想像をはるかに超える不思議な生き物たちが暮らしているんです。

例えば、真っ暗な深海で光る生き物たち。

チョウチンアンコウやホタルイカなど、自分の体で光を作り出す生き物たちの存在は、まさに神秘そのものです!

また、水深6,500メートルもの深海で発見された「シンカイヒカリボヤ」は、まるで光の帯のように美しく輝きます。

深海熱水噴出孔の周りに形成される生態系も、とても興味深い研究対象です。

太陽の光が全く届かない深海で、熱水に含まれる硫化水素をエネルギー源として生きる細菌たち。

そして、その細菌を食べて生きる様々な生物たちが作り出す生態系は、まさに地球最後のフロンティアと言えるでしょう!

最新技術を使った研究方法も、海洋学の大きな魅力です。

例えば、人工衛星を使って海面温度や海流の動きを観測することができます。

また、自律型海中ロボット(AUV)を使って、深海の詳細な地形図を作ることもできるんです。

さらに、AIを活用して膨大な海洋データを分析し、新しい発見につなげる研究も進んでいます!

海洋学を勉強すると、どんな職業に就けるの?

海洋学を学ぶと、想像以上に幅広い職業の選択肢が広がります!

まずは、研究者としてのキャリアについてご紹介しましょう。

大学や研究機関で海洋研究に携わる研究者は、地球規模の環境問題解決に貢献できます。

例えば、海洋研究開発機構(JAMSTEC)では、最先端の設備を使って深海探査や気候変動研究を行っているんです。

環境コンサルタントという選択肢もあります。

企業の環境対策や、海洋開発プロジェクトの環境アセスメントなど、専門知識を活かして社会に貢献できます。

実は、再生可能エネルギーの分野でも海洋学の知識が重宝されているんです!

洋上風力発電や波力発電など、海洋エネルギーの開発に関わる仕事も増えています。

水族館キュレーターという、とてもやりがいのある職業もあります。

水族館で海の生き物たちの展示を企画したり、教育プログラムを作ったりする仕事です。

多くの人々、特に子どもたちに海の素晴らしさを伝えることができる、とてもやりがいのある仕事なんです!

気象予報士としても活躍できます。

海と大気の相互作用についての深い理解は、より正確な気象予報を行う上で非常に重要です。

特に、台風の進路予測などでは、海洋学の知識が大いに役立ちます!

社会人は海洋学をどこで学べばいいの?

「海洋学って面白そう!でも、社会人になってからでも学べるの?」

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ご安心ください!社会人でも海洋学を学べる機会は、実はたくさんあるんです!

まず、オンライン講座についてご紹介します。

CourseraやedXなどのプラットフォームでは、世界トップクラスの大学による海洋学の講座を受講できます。

英語の講座が中心ですが、字幕付きで学べるものも多いので、語学力の向上にもつながります!

国内の研究機関が提供する公開講座も、とても充実しています。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)では、定期的に一般向けの講座やセミナーを開催しています。

水産研究所でも、魚類や海洋環境についての講座を受けることができます。

市民科学プロジェクトへの参加も、実践的に学べる素晴らしい機会です。

例えば、海岸での生物調査や海洋ごみの調査など、実際のフィールドワークに参加できます。

このような活動を通じて、専門家から直接学べるだけでなく、同じ興味を持つ仲間とも出会えるんです!

まとめ

海洋学は、私たちの地球と生活に深く関わる、とても魅力的な学問です!

気候変動や海洋汚染など、海に関する課題が注目される現代において、海洋学の重要性はますます高まっています。

未知の世界への探求心があれば、年齢や経歴に関係なく、誰でも海洋学を学ぶことができるんです。

この記事を読んで、少しでも海洋学に興味を持っていただけたなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください!

きっと、想像以上にワクワクする発見の世界が待っているはずです!

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