幸福

幸せを左右する3つの鍵とは?人生プランを設計したい方におすすめ!

2023年3月8日

本日は、幸せを左右する3つの鍵について、ハーバード大学がThe Harvard Gazetteにてリリースした記事「Money, marriage, kids」を参考にしながらご紹介いたします!

なお当研究は、「母親にとっての幸せ」について論じていますが、男性のビジネスマンの方にも考えさせられる内容になっていると思いますので、ぜひ読んでもらえればと思います。

ご紹介遅れましたがどうも、人生を豊かにする方法を日々探求しているビーハピです。

当ブログは、年間200冊以上の書籍を読み、現役経営コンサルタントとして徹底的に論理的思考力を鍛えた私ビーハピが、ビジネスや人生に生かせる教養をお伝えするブログです。

ぴろき

よろしくお願いします!

幸せを左右する3つの鍵

結論

幸せを左右する3つの鍵、それは何だと思いますか?

結論から言うと、それは結婚、お金、子供です。

大いに納得する人もいれば、思わず否定したくなる人もいるのではないでしょうか。

近頃は人の考え方が多様化しているため、
「誰にとっても結婚が良いイベントであるという考えは間違っている!」
「最低限のお金があれば、Netflixでいくらでも有意義な時間を過ごせる!」
「子供を育てるのには莫大な費用が掛かるので割に合わない!」
といった意見を聞くことも多いです。少なくとも自身の人生に大きな影響を与えることは直感的に理解できるのではないでしょうか。

なぜこれらが幸せ・不幸せにつながるのか、一つ一つ見ていきましょう。

結婚

結婚により、人の幸福度は増加します。しかし、その幸福度は時間の経過とともに減少するようです。

研究によれば、結婚してから8年~15年の間は、結婚しない場合と比較して幸福度が高まるようです。一方で、その後は時間の経過とともに幸福度は低下してしまうとのことです。

ちなみに、結婚生活に不満ばかりである人は、やはり幸福度が下がるようです。しかし、離婚すればそのあとはずっと幸福になることがわかっています。

お金

ある程度の幸せは、お金で買うことができます。ただし、稼げば稼ぐほど幸せになるというわけではなく、一定以上の収入を得るようになってからは、幸福度はそれほど上がらないことがわかっています。

その分岐点となる収入は、50,000ドルから75,000ドル(1ドルあたり137円として685万円から1028万円)です。この辺りまでは、稼ぐほどに幸福度が高まることがわかっています。

ただし当結果はアメリカでの研究で導かれたものですので、物価がアメリカよりも低い日本ではもう少し収入が少なくてもよいかもしれません。

また、幸せになるためのお金の使い方についても言及されています。曰く、自分のためよりも人のためにお金を使うことが、自分の幸せに直結するとのことです。

子供

ショッキングなデータではありますが、子供がいない大人は、子供がいる人に比べてずっと幸せである、と記事では論じられています。

ひとたび子供が生まれると、その親の幸福度は低下し、以後その子供が親元を離れるまでその影響は持続するのです。

しかし、この結果は明らかに一般的な感覚と異なっています。著者はその理由について、「9回にホームランを打って勝利を収めるプロ野球チームのようなものだ」と話しています。忘れられない瞬間は最後に訪れ、その瞬間にそれまでの平穏な時間は忘れてしまう。

つまり、育児中は大変なことが多く幸福度が下がってしまうが、子育てを終えた後はその圧倒的な達成感や充実感で幸福になれる、ということです。

今回の学びをビジネス・人生に生かすためのビーハピの考え

ぴろき

プロセスを楽しめるかどうかが重要!

結婚は、時間がたつにつれてその効用が減少する。お金は、稼げば稼ぐほど良いわけではないし、稼いだからと言って使い方がお粗末だと幸せになれない。子育ては、終わるまでずっと幸福度に負の影響を与える。

この結論を踏まえてビーハピは、幸せな生活を送るためにはいかにプロセスを楽しめるかが重要だと感じました。

結婚の効用が減少するのは、結婚生活に慣れてしまう、パートナーへの感情が薄れてしまうことが原因だと思います。

そうならないために、定期的に2人で新しいことにチャレンジして喜びを分かち合ったり、たまには高級スイートに宿泊して情熱的な一夜を過ごすことが、長期的に結婚の効用を享受するうえで重要なのではないでしょうか。

お金についても、何に使うかを改めて再考したいと思いました。

私は新卒1年目からずっと、給料の1%をとあるNPO団体に寄付しているのですが、寄付のたびに自分が人の役に立っていることを感じられ、とても満ち足りた気持ちになります。先月にはサプライズで妻に花束を渡して喜んでもらい、大きな充実感に包まれました。

どれだけ稼ぐかではなく、どのように使うかが重要だということを身にしみて感じています。

子供についても、どれだけ子育てのプロセスを有意義なものにできるかがカギだと感じます。

自分の思い通りに子供を育てたいと思うと、自信の子供に対する期待値が非常に高くなり、期待値を下回る子供の行動にイライラすることが非常に多くなりそうです。

しかし、かわいがりつつもあくまで一人の人間として一定の距離をとって接すれば、将来に悩む一人の人間として時にはアドバイスをし、時には気づきを得させてくれる、そんな対等の関係を育むことができるのではないでしょうか。

おわりに

本日紹介した、結婚、お金、子供の3つの観点で自分の人生を見直し、今後の人生プランを考えるうえで参考にしていただければ幸いです。

以上、ビーハピでした!Be happy!

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