幸福

幸せになる方法とは?人生を豊かにするためにおすすめの行動

2023年3月6日

「自分の人生を幸せなものにしたい」

きっと、誰もが考えることだと思います。

お金を稼ぐために必死に働く、スキルを身に着けるために勉強する、新しい趣味を見つけようとサークル活動に参加してみる・・・

これらの行動はすべて突き詰めれば、幸せな人生を送るためにやっていることだと思います。

でも、あなたが必死に取り組んでいることは、はたして幸せに直結するものなのでしょうか?

そんな「幸せになるために最も重要な要素は何なのだろう?」という壮大な問いに、天下のハーバード大学が724人を対象に75年以上という途方もない時間をかけて挑戦した研究の成果をご紹介します!

お金、結婚、恋人、友人、旅など、あなたが大切にしているものを思い浮かべながら読んでいただければと思います。

遅れましたがどうも、人生を豊かにする方法を日々探求しているビーハピです。

当ブログは、年間200冊以上の書籍を読み、現役経営コンサルタントとして徹底的に論理的思考力を鍛えた私ビーハピが、ビジネスや人生に生かせる教養をお伝えするブログです。

ぴろき

よろしくお願いします!

研究概要

幸せな人生を送るために最も重要な要素を知るべく、724人の若者を対象に75年以上追跡した研究です。

追跡対象は、ハーバード大学の学生からスラム街の貧困層まで、非常に多岐にわたります。将来就いた仕事も、工場労働、レンガ職人、弁護士、大統領など様々で、中には薬物中毒者もいました。

研究結果

幸せな人生を歩むうえで最も重要なものは、富でも名声でも、必死に働くことでもありませんでした。最も重要なのは、良い人間関係を築くことでした。

ここでいう「良い人間関係」というのは、友達がたくさんいるとか、結婚してパートナーがいるとか、定量的に測れる指標ではありません。何かあったときに頼れる人がいる、頼っても良いと思える人がいるかどうかが基準となっています。

良い人間関係を築くことで、身体、精神、脳のすべてにおいて多大な恩恵を享受できます。

  • 家族や友人と良くつながっている人ほど、そうでない人に比べて長生きするようです。
  • 80歳になっても最も幸福だった人は、50歳という中年時に良い人間関係に恵まれていた人でした。そのような人は、交通事故や持病でたとえ身体的に苦痛があったとしても、精神的に幸福であるようです。
  • 良い人間関係を築いている人の脳にはバリア機能が働き、記憶が長期的に維持されるようです。
    一方で頼れる人のいない孤独な人は、中年期などのかなり早い段階から記憶障害を患っていました。

ここまで見てきたとおり、身体、精神、脳、といった人間を構成しているすべての構成要素に、良い人間関係は良い影響を与えてくれるようです。

僕が感じたこと・考えたこと・行動

良い人間関係とは贈与の関係である

研究結果を見て目からうろこでした。

自分の人生を幸せで埋め尽くす方法は、自分のスキルを磨いて社会に役立つ仕事を全うし、感謝してもらうことだと考えていたからです。これはこれで正しいとは思っていますが、振り返ってみれば近くで支えてくれている人とのコミュニケーションをないがしろにしていた時期があったと思います。

しかし自分の好きなことに全力で熱中できるのは、自分がすごいのではなく、自分がどの方向に進んでいても温かく見守ってくれる妻や両親がいてくれているからだったのです。

自分を心から愛してくれる人がいて、それを心から信じられる自分がいる。だから、安心して自分の好きなことを追求していけるのだと感じました。

こう考えると、良い人間関係というのは、贈与の関係に他ならないと気づきました。

贈与の関係は、見返りを求めずにただ相手のことを心から思って贈り物する、相手から贈り物があったときには感謝して受け取る、という関係です。商品をお金で買う、物々交換などの等価交換と対比されることもあります。

ただ相手のことを心から思って無償の愛をささげ、相手からも無償の愛を注がれている。この関係性を1人とでも構築できているかどうかが、幸福になれるかどうかの分岐点だと理解しました。

今では早めに業務を終わらせて妻と談笑したりテレビゲームをする時間をとっており、心の豊かさを感じる時間がかなり増えたと感じています。

ぴろき

自分の弱みをさらけ出せる人と一緒にいると安心するよね!

家族関係を見直す

ただ正直、家族とは妻ほどの関係性を構築できていませんでした。仲は良いのですが、親元を離れて10年ほど経っており、連絡も数か月に一度とるか取らないか、といった距離感になってしまっていました。

後悔のない良い関係を築くために、今では旅行に行くたびに旅先でポストカードを購入して、家族に送ることを習慣にしています。

自分の中に温かい感情が生まれ、おそらく家族も私からの便りを嬉しく思っていると思います。少しずつ、良い関係性を構築していきたいと思っています。

ぴろき

ちょっぴり恥ずかしく感じることもあるけれど、後悔しないうちにたくさん親孝行しておきたい!

友人関係を見直す

友人関係においても変化がありました。最近趣味でランニングを始めたこともあり、大学時代のサークルの友人に連絡を取ってハーフマラソンに出てみようとチャットを送ってみたのです。

快諾してもらい、1か月に一度のペースで練習を重ね、定期的に大会に参加するようになりました。

練習中や練習後の食事で互いの人生観や今頑張っていることについて共有することでお互いを尊敬できる関係を構築でき、いまでは何かあった時に心から頼れる友人になれたと感じています。

終わりに

幸せになるために最も重要なのは良い人間関係を築くことでした。ここまで読んでくださった皆様が、今までの人間関係や新たな人間関係を通して、良い人間関係を構築していけることを願っております。

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